理論の話ってやや難しそうだし、眠くなりそう。でも、わかっちゃえば案外シンプルかも?今回は、理論の話に入る前に確認しておきたい基礎知識をまとめてみました。個人的に大事だと思うところを抜粋(´・ω・`)
ドレミとABCの音名表記
- ド=C
- レ=D
- ミ=E
- ファ=F
- ソ=G
- ラ=A
- シ=B
こんな覚え方↓もあります。
ドレミとABC表記に時々混乱する事があるけど、
【ド】は温度の『℃』と同じで【C】
【ミ】と【E】は形がそっくり
【ファ】=ローマ字『fa』だから【F】
と覚えている(むりやり)。— ウクレレコードBot (@UkuleleChordBot) 2017年9月26日
ちなみに
レ=D、ソ=G、ラ=A、シ=B
なんかもう、これはこういうもんだと思って覚えた。— ウクレレコードBot (@UkuleleChordBot) 2017年9月26日
【ミとファ】【シとド】の間は半音。
ナチュラルなドレミファソラシは、7音です。ピアノの白鍵に相当します。
その間に#とか♭の半音が5音入ります。ピアノの黒鍵に相当します。
7音+5音=12音で1オクターブは構成されます。
ミとファ、それにシとドの間には黒鍵がありません。つまり間隔は半音(1フレット)です。
その他の音の間隔は全音(2フレット)です。

ピアノの鍵盤

ピアノの鍵盤と音名表記。ピアノの鍵盤は上図の構造が連続する。ミとファの間、それにシとドの間には黒鍵がない。
音の表記方法
コードの中では、構成音を以下の様に表現します。
- 1度=1st(ファースト)=Root(ルート)
- 2度=2nd(セカンド)
- 3度=3rd(サード)
- 4度=4th(フォース)
- 5度=5th(フィフス)
- 6度=6th(シックスス)
- 7度=7th(セブンス)
- 8度=オクターブ
例:Cコード=【ド・ミ・ソ】
【Root=ド】【3rd=ミ】【5th=ソ】
同種のコードでは音の間隔は同じ
Root(基準音)が変われば、当然、基準音からの音も変わります。しかし、基準音からの間隔(距離、インターバル)は、同種のコードでは変わりません。
たとえば、メジャーコードは
- Root
- 3rd
- 5th
の3和音で構成されます。
同種のCメジャーコードと、Dメジャーコードを比較してみます。
- Cメジャー=【ド・ミ・ソ】
- Dメジャー=【レ・ファ#・ラ】
構成音は全然違いますが、そろぞれのRoot音から数えると
- Cメジャー=【ド=root】【ミ=3rd】【ソ=5th】
- Dメジャー=【レ=root】【ファ#=3rd】【ラ=5th】
どちらも、Root+3rd+5thの3音で構成されているのがわかります。
例えばこれがマイナーコードでは
- Cm=【ド=root】【ミ♭=マイナー3rd】【ソ=5th】
- Dm=【レ=root】【ファ=マイナー3rd】【ラ=5th】
と、メジャーコードと比較すると、3rdが半音低いマイナー3rdに代わります。
これらから、
- メジャーコード=Root+3rd+5th
- マイナーコード=Root+マイナー3rd+5th
の事を指しているんだなーと知ってもらえればと思います。
その他
よくお目にかかるメジャーセブンスコードなどは、7度の音=7thを含むコードです。(※ただのセブンスは半音低い7度の音です)意味がわかれば簡単ですね。
例:CM7コード=【ド・ミ・ソ・シ】
【root=ド】【3rd=ミ】【5th=ソ】【7th=シ】
これらを知っていると、コードの中にどんな音が含まれているのか、なんとなくわかりますね。
ウクレレコードの特殊性
最後に、ウクレレコードの特殊性について触れておきます。
普通、コードの中の最も低い音は、Root音(基準音)になります。しかし、ウクレレの場合はこの法則を無視するケースが多々あります。

例:Fメジャー 最低音はC(Low-GチューニングならA)
高音楽器だから、ルートは無くても良い…とかなんとか。その点はピアノやギターと大きく異なる点です。
また、弦が4本しかありませんから、基本的には4和音までしか表現できません。5和音になると、ルートを省略するケースもあります。
免責事項(笑)
※この記事の筆者あーとくは、音楽理論に関して特に音楽教育うけた経験なく、独学で絶賛勉強中です。抜け・ムラ・まちがい等々あるかもですが、どうぞご了承ください。