【ウクレレ】ピックアップ付きを選ぶべき人の9つのチェックリスト

ピックアップ付き選ぶべき人9のチェックリスト ウクレレ・コラム
ピックアップ付きウクレレを選ぶべき人のための9のチェックリスト

ピックアップ(内臓マイク)付きのエレアコ仕様ウクレレを持つべき人、という人が少なからず存在します。これからウクレレを購入予定の方は、是非チェックリストに目を通してみて下さい。多数当てはまる様なら、普通のモデルよりも、エレアコ仕様を検討してみる方が良いかもしれませんよ(=゚ω゚)ノ

エレアコがおすすめな人のチェックリスト

前置きは程々に、結論から入りましょう。以下、エレアコ仕様のウクレレを購入すべき人の9つのチェックリストです。

  1. ライブやオープンマイクによく参加する人
  2. 行事などで人前で弾く機会が多い人
  3. 高齢者施設・病院などでボランティアで演奏する人
  4. 断捨離・ミニマリストに興味ある人
  5. 相棒を1本にしぼりたい人
  6. チューナーを紛失してよく探している人
  7. 生音よりもアンプから出る音が好きな人
  8. とりあえずオールラウンダーな1本が欲しい人
  9. ピックアップに興味はあるけど、後付け加工する自信がない人

以下、解説。

ライブやオープンマイクによく参加する人

ウクレレは基本的に小型の楽器なので、音量の小さな楽器です。人前でのパフォーマンスになると、絶対的に大切なのは音量です。会場が大きくなればなるほど、その傾向は強くなります。

ウクレレ自体の音色の良さは2の次と思って良いです。何弾いてるかわからない様では、人を魅せるパフォーマンスなんてできるハズがありません

オープンマイクだと、マイクを用意してくれますよね。でも、マイクって慣れてないとポジショニングが結構難しかったりします。指向性の強いマイクだと、ちょっと動くだけで音が大きく変わってしまいます。

「大きな会場」「ガヤガヤした人前」という条件下では、高級な20~100万円クラスの生音ウクレレよりも、ピックアップ付きの1万円そこそこの量産ウクレレの方が活躍します

 

行事などで人前で弾く機会が多い人

オープンマイクとかなら、まだ聴衆は耳を傾けてくれますが、会社の宴会とか、地域の行事などで弾く場合はどうでしょうか?

やった事ある人ならわかると思いますが、宴会では、お酒を飲んで話に夢中になってる人が多いので、演奏中でも「シーン」と黙って聴いてくれるなんて事は(無いとは言わないけど)ほとんどありません

騒然とした雑音の中で演奏しないといけないので、先ほどのライブやオープンマイクで弾く場合以上に、音量が求められます。

あ、ちなみに、クレレに慣れ親しんでいない一般人は、まず音色の良し悪しの区別なんてつかないと思って良いので、やはり音量がモノを言います音色より音量ファーストです。

 

高齢者施設・病院などのボランティアで演奏する人

この流れで行くと容易に想像が付くと思いますが(笑)

高齢者は耳が遠い方が多いです。はい、音量ファーストですね。音量大事!

※ちなみに余談ですが、あまり凝ったデザインのモノは「ギター」と思われる傾向にある気がします。シンプルなデザインのモノの方が、ウクレレと認識してもらえそうです(笑)

 

断捨離・ミニマリストに興味ある人

不用品の断捨離をしていたり、ミニマリストを志している方は、エレアコ仕様がオススメです。だって、1本で生音もアンプからの音も楽しめます。自宅でもライブでも大活躍!

おまけにチューナーも一体型になってる事が多いので、チューナー不要。プリアンプも別途用意する必要がありません。荷物が減るから、オープンマイクへのお出かけも楽々!身軽になれます。

※電池切れにだけ要注意(年単位で持つので普段は心配無用ですが、ここぞという時は交換しておきましょう)

 

相棒を1本にしぼりたい人

いろんな楽器を触るより、相棒1本に絞って、末永くしっかり弾いてあげたい、という方にはエレアコがオススメです。いろんな場面で活躍してくれる事でしょう。

 

チューナーを紛失してよく探している人

先ほどのも触れたように、エレアコ仕様になってるウクレレのオンボードプリアンプには、チューナーも付属している事が多いです。「うっかりチューナー忘れちゃった(笑)」とか、「チューニングしたいけど、チューナーどこやったっけ?(汗)」なんて事もないので、とても便利です(笑)

UK300T

オンボードのプリアンプとチューナー 一体型は便利!

チューナーを探して無駄な時間を過ごしたくない人には、ある意味有効な選択かも

 

生音よりもアンプから出る音が好きな人

過去の僕はこのタイプでした。生音じゃなくて、アンプから出る音が好き、という方は意外に多いと思います。実際のウクレレの音色とはかけ離れてしまいますが、まるでコンサートホールで響いてるかの様なリバーブ(エコー)の聞いた音色は、聴く人の心を別世界へ連れていきます

ただ、個人的な好みの話ですが、こういうリバーブの効いた音をずーっと聴いてると、耳が疲れちゃう気がします(笑)気分転換くらいにやると、ノリノリで弾けるので良いですね。

 

とりあえずオールラウンダーな1本が欲しい人

これからウクレレを購入して、どんな場面で弾くのかはわからないけど、人前とかYouTubeとか、幅広く演奏活動をしたい!

そんな風に考えている方には、ピックアップの付いたエレアコモデルがオススメです。やはり、ピックアップ付きのウクレレはオールラウンダーになれるので、これからガンガン弾いていきたいけど、具体的にどんな場面で弾くかわからない、という方には良い選択だと思います。

 

ピックアップに興味はあるけど、後付け加工する自信がない人

プロの演奏家は、ピックアップを後で取り付ける事が多いです。クラフトマンさん・ルシアーさんの所属する楽器屋さんなどで、取り付け調整を行ってくれます。有名どころでは、ドルフィンギターズさんとかでしょうか?

だわりのウクレレ、こだわりのピックアップ、こだわりのプリアンプ……と、いろいろ自分好みにこだわってカスタムしていけるので、プロの方は後付けする事が多いですよね。

取り付け作業って細かい作業になるので、楽器店などで依頼すると結構なコストがかかります。また、ウクレレだとギターよりボディやサウンドホールが小さいので、取り付け作業の難易度も上がります

というわけで、「自分でやっちゃおう!」っと、この手の加工には僕も何度か挑戦しています(笑) 当サイトには、ギタレレにピックアップ取り付けの加工をした記事を掲載しています。

過去のブログ(ウクレレはじめました。)でも、ウクレレ、ギター含めていくつか挑戦しています。

いくつか挑戦してみての感想ですが

やめときゃ良かった(笑)です。

ピックアップ付きという機能は果たせるのですが、どうしても素人仕事になるので、市販のモノよりも仕上げが雑になってしまいます。取り付けたは良いものの、あまり満足感を得られないという結果に……(´・ω・`)

まあ、加工自体は面白いし、楽器の事を知る機会にもなるので、そういった加工に自信のある方は挑戦してみると良いかと思います。自信のない方は、大人しくピックアップ付きのモデルを購入するか、きちんとコストを支払って、その道のプロの方に依頼しましょう(笑)

 

まとめ

いかがでしたか?9つのチェックリストをザックリまとめると、「人前で弾く人」「オールインワンな1本が欲しい人」は、ピックアップ付きのエレアコモデルを検討すべきという結論になります。

一つでも当てはまる項目がある方は、ピックアップ付きを検討してみると良いです。

 

逆にピックアップのないモデルを選んだ方が良い人も居ると思います。そんな人に送る『ピックアップ要らなくね?』という記事も書いているので、良ければご参考に。

 

 

ピックアップ付きのウクレレって、どんなものがあるのかよくわからない、という方は、大型の楽器店を覗いてみるか、Amazonなどで「ウクレレ ピックアップ付き」などで検索してみると良いかと思います。様々なバリエーションの物が販売されています。

Amazonは値段がだいぶ安めですが、調整前の個体が多いので要注意です。ローコードでの弾き語りメインならあまり問題ないかも。楽器店では調整済みの個体が多く、値段はちょっと高くなりますが、店員さんにアドバイスを聞けたり、実際に現物を触れるというメリットも。)

 

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